活動レポート「北條農園」
太陽で光るりんご
果物の楽園にやってまいりました!
きれいな青空によく映える果物たちに見とれていたら、番犬「むさし」が熱烈?歓迎。
甲斐犬「むさし」
お、お邪魔します!
ここ北條農園さんは、1906年に農業と畜産、そして人の営みがぐるぐると循環する「循環型農業」を始められました。
自然の力を信じて、作物を育てる。その精神は変わらず、極力農薬を使わなかったり、除草は手で行ったりと、エコファーマーとして農園を運営されています。
果物の樹木の寿命は通常20~30年ですが、なんと樹齢100年を超える木も。自然の強さ、ということでしょうか。
たわわに実る梨
果物に対する姿勢もとっても素敵な北條農園さんですが、きらりと光っているのは何といってもその「種類の多さ」。なんと、桃、なし、りんご、ぶどう、キウイの6種類50品種以上の果物を育てている農家さんなんです。
聞いただけでワクワクしちゃいますよね!
「私たちがこれがおいしいと思っても、お客さんはもっと甘いやつがいい、もっと柔らかいのが好きというように、好みがさまざまなんですよ。だったらいろんな品種を作って、好きなものを見つけていただこうと思って」と話すのは、加工品を担当している北條さん。
加工品を担当されている北條睦子さん
例えばりんごは、8月中旬からちょっとずつ収穫時期をずらしているので、2月までに「14品種」も楽しめちゃいます。中には、日本ではなかなか出会えない希少な品種まで育てています。
「グラニースミスは加工品にはすごくいいんですよ、酸っぱくて。いまみんな甘いのに走っている傾向がありますよね。海外では『Table apple』といって、食卓にこういう小さいリンゴが並んでますが、日本で作っている人はほとんどいないんです」
この種類の多さを生かして、色違いのりんごを箱に詰めた、彩りが美しい「食べ比べセット」を道の駅などで販売し、女性のお客さまに好評なのだそう。お客さまの喜ぶポイントがわかっていらっしゃる!
この色とりどりの果物たちを、加工品で手軽に楽しめたらさらに素敵ですよね。
飴やケーキなど、スイーツにもチャレンジされている北條農園さんですが、特におすすめなのは、りんごそのままを味わっているようなジュース。現在はふじ、ジョナゴールド、シナノゴールド、グラニースミスの4種を展開しています。
北條農園のりんごジュース
このジュース、飲んでみるとびっくりするくらい味が違うんです!
スタッフも「これが好きだなあ~」「私はこっちが好き」と、つい盛り上がってしまいました。
ところで、このラベルの猫ちゃんは?
「あずきといって、看板猫だったんです。お客さまが来たら接客して、収穫のときは後をついてきて、かわいかったんですよ~」
なるほど、あずきちゃんの思いも乗せて、お客さまにお届けしているわけですね。
さらにお客さまに喜んでもらうには、一体どんな伝え方がいいのでしょうか。
パッケージ?内容量?もっと種類を増やす?いろいろ可能性を秘めている商品です。
ただいまりんごのシーズン真っ只中、今年のフレッシュなりんごジュースはもちろんのこと、りんご自体も楽しみですね!
ふくしま満天堂 事務局編集部
北條農園の商品
ふくしま満天堂
公式Facebookページ
新商品情報や
プロジェクトの活動状況などをお届け!