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活動レポート

2017.12.06

活動レポート「北條農園」

太陽で光るりんご

果物の楽園にやってまいりました!
きれいな青空によく映える果物たちに見とれていたら、番犬「むさし」が熱烈?歓迎。

 

甲斐犬「むさし」

お、お邪魔します!

ここ北條農園さんは、1906年に農業と畜産、そして人の営みがぐるぐると循環する「循環型農業」を始められました。

自然の力を信じて、作物を育てる。その精神は変わらず、極力農薬を使わなかったり、除草は手で行ったりと、エコファーマーとして農園を運営されています。

果物の樹木の寿命は通常20~30年ですが、なんと樹齢100年を超える木も。自然の強さ、ということでしょうか。

 

たわわに実る梨

果物に対する姿勢もとっても素敵な北條農園さんですが、きらりと光っているのは何といってもその「種類の多さ」。なんと、桃、なし、りんご、ぶどう、キウイの6種類50品種以上の果物を育てている農家さんなんです。

聞いただけでワクワクしちゃいますよね!

「私たちがこれがおいしいと思っても、お客さんはもっと甘いやつがいい、もっと柔らかいのが好きというように、好みがさまざまなんですよ。だったらいろんな品種を作って、好きなものを見つけていただこうと思って」と話すのは、加工品を担当している北條さん。

 

加工品を担当されている北條睦子さん

例えばりんごは、8月中旬からちょっとずつ収穫時期をずらしているので、2月までに「14品種」も楽しめちゃいます。中には、日本ではなかなか出会えない希少な品種まで育てています。

「グラニースミスは加工品にはすごくいいんですよ、酸っぱくて。いまみんな甘いのに走っている傾向がありますよね。海外では『Table apple』といって、食卓にこういう小さいリンゴが並んでますが、日本で作っている人はほとんどいないんです」

この種類の多さを生かして、色違いのりんごを箱に詰めた、彩りが美しい「食べ比べセット」を道の駅などで販売し、女性のお客さまに好評なのだそう。お客さまの喜ぶポイントがわかっていらっしゃる!

この色とりどりの果物たちを、加工品で手軽に楽しめたらさらに素敵ですよね。

飴やケーキなど、スイーツにもチャレンジされている北條農園さんですが、特におすすめなのは、りんごそのままを味わっているようなジュース。現在はふじ、ジョナゴールド、シナノゴールド、グラニースミスの4種を展開しています。

 

北條農園のりんごジュース

このジュース、飲んでみるとびっくりするくらい味が違うんです!
スタッフも「これが好きだなあ~」「私はこっちが好き」と、つい盛り上がってしまいました。

ところで、このラベルの猫ちゃんは?

「あずきといって、看板猫だったんです。お客さまが来たら接客して、収穫のときは後をついてきて、かわいかったんですよ~」

なるほど、あずきちゃんの思いも乗せて、お客さまにお届けしているわけですね。

さらにお客さまに喜んでもらうには、一体どんな伝え方がいいのでしょうか。

パッケージ?内容量?もっと種類を増やす?いろいろ可能性を秘めている商品です。

ただいまりんごのシーズン真っ只中、今年のフレッシュなりんごジュースはもちろんのこと、りんご自体も楽しみですね!

 

ふくしま満天堂 事務局編集部

 

北條農園の商品

もも飴 りんご飴